このサイトに辿り着いて来られた方は、
少なからず投資を始めたい、もしくは興味がある方だと思いますが、
そもそもなぜ今、投資と声高に言われているのでしょうか?
なぜ貯蓄ではなく、投資をするべきだと?
- 日本人は貯金大好き?
- 高度経済成長とバブル
- 時代の変化
- 自分に身は自分で守れ
日本人は貯金大好き?
日本の金融資産と言うのは、現在、約2000兆円あると言われています(驚愕)
その内、現金・預金に占める割合は、約50%だそうです。
とういう事は、約1000兆円が貯金と言うわけです。
ちなみにアメリカの個人金融資産はというと、
総額109.6兆ドル(約1京円)だそうですが、
それに対して、
現金・預金の構成比はわずか13.3%なんだそうです。
アメリカの場合は、株式や投資信託の占める比率が高く、約51.0%となっています。
日本の株式や投資信託の占める比率は、約15%だそうです。
これだけ見ると、日本人は貯金大好きな国民と言えますね(笑)
高度経済成長とバブル
では、
なぜこれほどまでに日本人は貯蓄(貯金)が大好きなのでしょうか?
恐らくそれは
戦後の日本経済が右肩上がりで急成長したのち、
後にバブルを迎えた事が大きく起因しているのではないでしょうか?
バブル前までは、
銀行預金でも、それなりに高い金利がついていて、
経済成長と共に賃金も上がっていった為、
会社であくせくと働いて、
順調に昇給し、
無難に貯金することで、
別に投資なんてしなくとも、
それなりの富を形成できていたからだと思います。
しかもバブル崩壊後は、
不動産価格や株価が暴落したため、
「やはり投資は危険だ」
という概念が定着してしまったのではないでしょうか?
時代の変化
しかし、時代は変わりました。
日本経済と言うのはバブル崩壊後、
約30年間にわたってずっとデフレ経済でした。
それがここ最近では、
コロナや他国の戦争などもあり、
モノの値段が上がる、インフレが起きています。
モノの値段が上がり、
それに応じて給料も上昇すればいいのですが、
その給料は上がるどころか
下がる一方です。
経済は停滞する一方で、給料も上がらない、
スタグフレーションと言う状態になってしまいました。
自分の身は自分で守れ
そんな経済状況の中で、
日本の高齢化はますます深刻化していますし、
それを支える若年層は減る一方。
ずっと定年まであくせく払いて、
毎月コツコツ貯金をして、
老後を貯蓄と年金だけでやりくりしていくというのは、
もはやムリゲーです。
だからこそ、
これからはもう国家や会社に頼るのではなく、
個人がしっかり勉強して、
貯蓄ではなく、投資をして、
自分の身は自分で守って行かなければならないのです。
少しずつでもいいので投資を始めて行きましょう。